工事内容:瓦屋根漆喰工事 築年数:30年前後

【工事前】

【施工後】

工事開始です!まず漆喰を撤去します。
漆喰とは棟部分に使用される白色のセメントのような溶剤です。
漆喰が剥がれてしまうと隙間から雨水が入り込み、 内部を雨漏れさせてしまいます。
古い漆喰をヘラ等で丁寧に取り除き、漆喰下の葺き土は土台となる為残すようにします。

次に新しい漆喰を塗ります。漆喰塗りは2度行います。 漆喰は施工時粘り気があり、葺き土が乾いていると なかなか密着させることができません。漆喰を塗る前に霧吹きで軽く湿らせ、 密着し易いように施工します。

漆喰は表面を平らにし、満遍なく均一に塗る必要があります。 よく見た目を重視し、多くの漆喰を塗ってしまう方もいますが、 漆喰には適量があります。漆喰を多く塗りすぎてしまうと、 雨が当たる範囲が広くなり、漆喰が剥がれやすくなってしまうのです。 棟の形や状態によって適量も変わってきますので、 専門家の方に施工してもらうようにしましょう。 漆喰を塗った後は専用のコテで表面を平らにし、全体を整えていきます。

漆喰が乾燥し固まれば工事完了となります。 漆喰も綺麗になり、屋根全体の外観もよくなりましたね。 これで雨漏りする心配はありません!!